添乗員の仕事 ~日帰りバス編~

日帰りバス 添乗員

国内添乗のはじめの一歩である、日帰りバス添乗。
日帰りバスに限らず、国内添乗の流れは 事前準備を経て ①打ち合わせ ②添乗 ③精算 の3つ。
もともとインバウンドされていた方が、兎に角 15回添乗すれば慣れるよ!おっしゃっていたが(←なぜ15回なのはナゾ)、まずは最初の目標として(^^;
確かに、日帰りバスでどこに行こうが流れはおんなしなので慣れてくる気はした。。
そして、ドライバーさんが「日帰りバスを極めろ!!」おっしゃっていたが、こちらも確かに飛行機に乗ろうが新幹線に乗ろうが(歩きだけで観光するわけではなく)バスには必ず乗るのでそうなんだろうとは思う、、

事前準備

まずは、”アサイナー” と呼ばれる旅行会社からの依頼を各添乗員に割り振る派遣会社の人 から “旅行会社名とツアーコード” の連絡が来てお仕事スタート☆
当該旅行会社のホームページでツアーコード検索して、行く場所等 内容チェック。
添乗員はガイドではなく↓、あくまでも “行程”管理がお仕事なので 各観光地に関して極論すれば話す必要はないはずだが、お金をいただいている以上人として・・・と思うところはあり、概要程度はお客様にお伝えすべく 初めて行くところはインターネット検索や場所によっては図書館で本借りたりして調べる!(←これに割と地味に時間がかかる。。)

打ち合わせ

旅行会社によって、必要資料一式が送られてきたり、旅行会社のオフィスに赴いて受け取ったり。
添乗に必要なお金も、直接口座に振り込まれたり、現金で受け取ったりそれぞれ。
いずれにせよ、今は旅行会社の担当者と所謂”打ち合わせ”をすることはなく、受け取ったドキュメント一式に目を通しもくもくとこなす!
※日帰りバスだと、一部旅行会社を除いて 基本対客電話(お客様への事前電話連絡)はない。
上記事前打ち合わせと以下内容あわせて旅行会社によるが、下世話な話しだが時給で2時間分・・
私の要領が悪いだけかもしれないが、正直初めて行くところは丸1日かかるときもある( 一一)

添乗指示書

旅行会社企画担当者が作成した、食事場所・観光場所など利用機関の連絡先、かかる料金や支払い方法(バウチャー(予約確認書)払い or 現金)等 が記載されたもの。
こちらを熟読し、ツアー内容を把握

確認電話

上記添乗指示書記載の電話番号を見ながら、各立ち寄り施設に電話し ツーアコード伝え、XX月XX日に人数●●名で行く旨 伝える。
そして、初めて行く場所の場合、わからないことを確認する!

例えばレストランの場合、名簿を見てグループ毎に席を割り振っていただくべく “掛け数” を伝える。
(ex) 4カケ2, 3カケ3, 2カケ12, 1カケ3の44名でーす(^^♪
→4人グループ2組、3人グループ3組、2人グループ12組、1人グループ3組
初めて行くところだと、座敷か(←足が悪い方いらっしゃる場合 テーブルに変更できるかとか)とか聞いてみたり。

あとは、バス会社や観光施設毎に以下自分が必要な情報をお伺いする。
・バスの配車確認(←当日のバス配車時間、車番・ドライバーさんのお名前&連絡先、初めてのバス会社の場合 バスの色とか)
・駐車場にバス留置(とめおき、駐車場停めたまま) or 回送(お客様降りた後、バス離れた駐車場に移動)
・係の方 誘導あるか(←初めての場所だとどちらに行ってよいかわからないから誘導あると添乗員的には有り難い♪)。誘導なければ、入口までの行き方。
・お手洗いの場所や数
・当日の入れ込み(確認電話)有無、入れ込み必要な場合 どこでかけるか(前の場所出発時間 or 高速XXIC降りたらなど)
・当日の人数変更連絡有無、必要な場合どのタイミング?(朝一 or 入れ込みと一緒でOK?等)

添乗前準備

・名簿見ながら、お客様要望反映して当日のバス座席表作成(←旅行会社によって、打ち合わせが添乗の前日だったり、前日までツアー募集してたりするので、前日夜にならないと作れないこともあり おちおち飲んでもいられない・・)
・ステッカー準備(←添乗員が朝の受付時 旗につけているツアー名書いてある紙)
・バウチャー、コミッション 必要部数(←予め印刷されている旅行会社もあり)
・(ツアーによるが)観光場所の地図や(全国旅行支援対象のツアーの場合、)クーポン などお客様にお渡すする書類を封筒に夜鍋的に詰める。。参加人数が多いとこれも地味に時間がかかる、、、

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